人形が乗れるおもちゃの馬を手作りする

馬 おもちゃ

2歳の次女はしばらく前から馬がお気に入りです。数年前に作った手作りの馬がおもちゃ棚の奥にしまってあったのですが、それを指差しては「おんまさん、おんまさん」と言って遊びたがります。

馬-原型となった作品

そのおんまさんというのがこちら。コロナ禍かつ猛暑でどこにも行けなかった数年前の夏休み、長女とふたりで気の向くままにたくさん工作した時の作品のひとつです。トイレットペーパーの芯で作った王子とお姫がまたがれるようになっていて、即席でこしらえたただの紙工作なのに、数年にわたってよく遊びました。さすがにボロボロに成り果てたので、おもちゃ棚の奥の方に片付けてあったのですが、次女が指差しては「おんまさん」を出せとせがみます。でもねえ、もう壊れて耳は取れてるし足は折れてるのよ・・それでも気に入って可愛がる次女を見て、とうとう数年越しに本腰いれて修理することにしました。

骨組みを作り直す

馬-解体中

いざ解体。表地をべりべりと引き剥がすと・・中身はトイレットペーパーの芯に雑紙を詰め、割り箸を突き刺しただけ。パーツの固定は、ひたすらマスキングテープでぐるぐる巻いただけ。これでよく数年もったものです。ですがやはり子どもがガンガンと(本人はパカパカのつもり)床にたたきつけるので、割り箸の付け根に負荷がかかり、4本中2本折れていました。そこで今回は割り箸ではなく、鉛筆を使うことにしました。

馬-新しい骨組み

何かのオマケについてくる鉛筆、たいてい少々質が悪くて書きにくいし消しにくいので、結局使わずにたまりがちです。そんな鉛筆がちょうど4本あったので、切って馬の足にしました。胴体には、緩衝材として宅配の荷物に入っていた四角いスポンジを使いました。長さ10センチ、幅5センチ、厚み3センチほどのものです。スポンジに溝を掘って鉛筆をはめ込み、上からマスキングテープで固定します。それだけでは弱いので、上から薄い合板(これも家具を購入した時に緩衝材としてついてきたもの)で押さえて、合板と鉛筆を画鋲で止めました。

首はシリコン製の菜箸を買った時にオマケでついてきたプラスチック製の箸置き、頭はフィルムケースでできています。この部分は初代のパーツをそのまま使用しました。ただ、顔がフィルムケースでできていると、どうしても鼻が大きすぎて豚みたいに見えるので、今回は鼻先に自然な丸みを持たせようとして、バトミントンのシャトルの先っぽをくっつけてみました。耳は、写真立ての裏についているアレ・・なんと呼んだらいいのか分かりませんが、写真立てに写真を入れた後に裏面でくるりと回す三角の留め具です・・アレが余っていたので、フィルムケースの底面にねじ止めしました。これで骨組み完成です。

布地で表面を整える

次に古くなったシーツを裂いて、骨組みの上からぐるぐる巻きつけました。ところどころ角張ったところにはキルト芯を入れて、全体が丸みを帯びるようにしました。

馬-シーツを巻いた状態

最後に上から布をかぶせます。表地として使ったのは、次女を出産した時に産院でいただいて未使用のまま保存していたウォッシュクロスです。柔らかな手触りでぴったりだったので、この機に活用しました。半身ずつ大雑把に切って、体の中心線でぐるりとコの字縫いしましたが、伸びがよいメッシュ素材だったおかげで、いい加減な裁断でもどうにかなりました。

さまざまな素材で毛と目と馬具

さいごに毛糸でできたしっぽとたてがみを縫い付け、スイカの種でできた目をボンドで接着します。しっぽも目も、初代の馬で用いたものの再利用です。初代馬のたてがみは、数年前に幼稚園生だった長女が指編みで編んでくれたのですが、解体するときほどけてしまったので、小学生になった長女にもう一度編んでもらいました。格段に編み物がうまくなっていて、母一人感動しました。

馬-完成形

とにかく馬本体はこれで完成。さらに鞍やくつわも、以前は折り紙製でしたが、今回は少しグレードアップして粘土と革紐でつくりました。手綱は、贈答用の手提げ袋についていた紐で、先端に小さな輪ゴムを取り付け、くつわにつけたボタンにかけたり外したりできるようにしてあります。粘土で鞍を作ったのはちょうどクリスマスの時期だったので、クリスマスの星飾りの余りをアクセントにつけました。

人形を乗せて遊ぶ

リメイク前から根強い人気のあった我が家の「おんまさん」ですが、作り直して見た目も良くなったかなと思います。欲を言えば、せっかく作り直すならもっと鼻面がシャープな馬にしよう!と思っていたのに、少々シーツを巻きすぎたか、前より一層鼻面がコロンとふくれてしまいました。まあそれもご愛嬌です。この馬の良いところは、他の様々なおもちゃとコラボできる絶妙なサイズ感です。

馬-ポケットメルちゃんを乗せて

この子は、最近我が家にやってきたポケットメルちゃん。残念ながらメルちゃんサイズの人形が乗るには少々小さいですが、ポケットメルちゃんなら可愛く乗れます。

馬-ぬいぐるみバッジを乗せて

ダッフィーフレンズのぬいぐるみバッジにもぴったり。

馬-リカちゃんサイズの人形を乗せて

この子はリカちゃんより少々小さい19センチのお人形ですが、この子が乗ると馬がやや小さく見えますね。でもポニーに乗っているみたいでかわいいです。あと3センチ大きいリカちゃんも、おそらく許容範囲でしょう。ただ、足が開かないとこのまたがり方はできないかも・・うちの子はむしろ股を開かないと座れないタイプなので、両足そろえたお嬢様座りはできません。

馬-そりを引いて

クリスマスシーズンには、こんなそり遊びも大人気でした。ちなみに写真のそりは、Temuで300円程度で手に入りました。Temuでは同じ商品でもショップや時期によって値段が大幅に異なるので、同価格で手に入るかわかりませんが、馬とそりの組み合わせ、子どもがとても喜ぶのでおすすめです。馬も、うちでは手作りしましたが、Temuで似たようなサイズの馬のぬいぐるみ、それも足を自由に曲げ伸ばししてポージングできるものを、1,000円以下で見かけました。自分で買ったわけではないので責任もってレビューできませんが、手作り無理!という場合は、Temuを覗いてもよいかもしれません。

来年は午年。この機にちょっとした馬グッズで子どもと楽しみたい・・と考えている方のご参考になれば幸いです。身の回りのものをかき集めてテープ止めしただけで、それなりに馬らしきものになりますよ。ただ経験者の意見としては、鼻面はフィルムケースではない方が・・ぜひ、シュッとした細面の馬をつくってください。

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