オムツ替えが劇的に楽になる、手作り寝返り防止ベルト

赤ちゃん用品

皆さんは、寝返りの始まった赤ちゃんのオムツ替え、どうしていますか?今回ご紹介するのは、手作りと呼ぶにはおこがましいほど簡単なものですが、我が家の必需品です。他のお宅ではこれなしでどうやって赤ちゃんのオムツを替えているのか、想像できないくらいです。

手っ取り早く種明かししますと、必要なものは「サイズL〜LLのメンズTシャツ」のみ。フィットするのは、ある程度固さと高さのあるオムツ替え専用マット、例えばうちで使っているのは、IKEAのVÄDRA ベビーケアマットというものですが、類似のマットでしたら適用可だと思います。男物の古Tシャツを、下の図のように上半分切り落として、手を通す穴をふたつ開けて、オムツ替えマットにはめます。これだけで完成です。

オムツ替え寝返り防止ベルト - Tシャツ裁断図

オムツを替える時は、赤ちゃんを下からくぐらせ、穴に手を入れさせます。これでもう、寝返りは打てません!寝返りを打ち始める3, 4ヶ月から1歳くらいまで使えます。

オムツ替え寝返り防止ベルト - 赤ちゃんを入れたところ

注意点は、マットとベルトの間に入れたとき赤ちゃんが苦しくないようにすることと、ベルトを過信して目を離さないということです。サイズ感は、うちで使っているIKEAのベビーケアマットが、横幅約48cm、高さが約9cmですが、これに男物LLサイズのTシャツをかぶせてぴったりでした。伸びのよい素材ならLサイズでもいけると思います(長女の時に使ったのはたしかLサイズでした)。いずれにせよ、最初にはめる時は結構ぴったりキツキツなので、赤ちゃんを入れて苦しくないかよく確認する必要がありますが、あっという間に伸びてぶよぶよになります。と同時に赤ちゃんの体サイズも大きくなりますので、そのくらい余裕があってちょうどよくなり、うちは長女も次女も1歳近くまで使い通しました。

ただ、赤ちゃんが大きくなってくると、このベルトをつけさえすれば決して寝返りが打てないということはなくなってきます。どうしても逃げ出したい時など、甲羅が下になった亀が身を起こすときのように、ヨイショーッとばかりにオムツ替えマットもろともひっくり返ろうとするので、決して過信して目を離すわけにはいきません。あくまで、容易には寝返り打てないので、オムツを替えるわずかの間は仰向けにしておくことができるというだけです。わずかの間すらおとなしくしてくれないくらい大きくなったら、あとはもうオムツ替えマットの隣にiPadを置いて、オムツ替えの間YouTubeを見させる・・というのが、長女の時の成り行きでした。いま生後11ヶ月の次女は、まだこのベルトに手を通させると、観念しておとなしくしてくれます。わりと気に入ってすらいるようで、オムツを替えている間、ひとりで楽しそうに「いないいないばあ」してみせてくれるのが可愛いです。

オムツ替え寝返り防止ベルト - 赤ちゃんのいないいないばあ1
オムツ替え寝返り防止ベルト - 赤ちゃんのいないいないばあ2

うちではパパの古シャツを再利用したので、見た目は全然おしゃれではありませんが、カラフルなTシャツを使ったらオムツ替えも楽しくなりそうですね。もっともそれを言うなら、メンズTシャツにこだわらずどんな布地を使ってもよいのですが、Tシャツ再利用だと裁縫の手間が一切ないので、そこが楽です。

とにかく赤ちゃんは、寝返りを覚えたらもう、床に置くと同時にコロン。オムツ替えの間仰向けになってもらうには、なんらかの策が必要です。他にもいろいろ策はあるのでしょうが、製作費0円、製作所要時間5分の手作り寝返り防止ベルトも大変有用ですのでオススメです。

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